【サービス終了】ツナググループ・イノベーションズのオートークビズ

採用で使える有効なチャットボットって何がありますか?

派遣会社で長い間、採用担当をしています。
毎日応募対応をしている立場からアドバイスさせていただきます!
参考にしていただければと思います。

少し前から、チャットボットの提案営業を受ける機会が増えてきたように感じます。

採用というステージにおいても自動化がいろいろな面でかなり進んでいます。

本日は、ツナググループ・イノベーションズという会社から提案されたチャットボットを紹介します。

記事の初稿時は、レグルステクノロジーズという会社から営業提案を受けましたが、同社はツナググループ・イノベーションズという会社名に変わっています。

最初に営業提案を受けたRegulusTechnologiesについて
・ヘッドオフィスは東京都千代田区
・設立は2016年12月
・レグルステクノロジーズは旧社名、現在の社名はツナググループ・イノベーションズに変更

2023.5.28現在、オートークビズというサービスは終了しています。

過去のサービスを振り返るときの参考例として記事をお読みください。

本記事の内容
・チャットボットについて
・ツナググループ・イノベーションズという会社
・チャットボットの必要性
・導入費用

オートークビズについて

オートークビズは、面接の予約設定をAIが自動的に対応してくれるチャットボットです。

応募者の希望をチャット形式で自動的に聞きながら面接日時の設定まで行ってくれるので「チャットボット」と言います。

今までは、問い合わせや申し込みがあっても、アナログな対応しかできませんでした。

少し極端な例ですが、

  1. 応募申し込みを求人サイトから受け付ける(応募の受理)
  2. 会社の受付担当者が応募確認の実施(1回目の本人への連絡)
  3. 面接担当者のスケジュールとの日程調整(1回目の社内調整)
  4. 応募者への連絡、日程調整(2回目の本人への連絡)
  5. 面接日時確定の連絡を担当者へ行う(2回目の社内調整)
  6. 面接の実施
面接担当者が応募者に直接連絡する場合は簡略化できますし、面接担当者が複数配置されている場合はもっと複雑になったりします。

このような調子では、応募者対応もなかなかスムーズに行うことができません。

応募者となかなか連絡が取れないケースも多々あり、そうした場合はもっと工数が複雑になります。

実際、連絡が取れない、電話をかける人・受ける人のタイミングが合わないことは実務的にはかなり多いです。

これをオートークビズというシステムを使って工数改善をしませんかという内容になります。

AI(チャットボット)が入ることでフローが大きく変わります。先ほどのスタンダードなフローは①〜⑥でした。

  1. 応募の受理を行い、日程調整を行う(AI)
  2. 確定日時の通知(AI)
  3. 面接の実施(担当者)

上手く行けば、工数は先ほどのフローの半分以下(①〜③)に抑えることが可能です。

仮に上手く行かなかったとしても、全てAIが対応してくれるので、余分な人的の工数は一切かかりません。

結果的に導入することによって、メリットが得られる仕組みです。

ちなみに、オートークビズは複数のメディアの応募受付に対応が可能です。

オートークビスの料金プラン

オートークビズの導入には初期費用100,00円がかかります。

あとは対応件数によって月額の費用が異なります。

  • 100件まで(24,800円)
  • 300件まで(74,800円)
  • 500件まで(124,800円)
  • 1000件まで(199,800円)

という仕組みになっています。(2020.12.1現在のスタンダードプランの料金です。)

現在はサービスを終了していますので、以前の価格表となります。

他の求人メディア同様に、オプション機能が用意されており、企業が何を求めるかによって金額が変わってきます。

初期費用や月額費用が高いと感じる場合は、導入しない場合の人件費と比較試算してみるといいです。

ほとんどの採用業務は自動対応が可能

求人広告は求人誌やフリーペーパーからインターネットメディアが主体になりました。

こうした時代背景だからこそ、AIのシステムが浸透しやすいのかもしれません。とはいえ、AIが全ての採用業務を行えるということでもありません。

現時点では、細かい質問に対しての回答であったり、面接の実施や細かい調整などはまだまだ人間が行なってあげる必要があります。

  • どの求人メディアに出稿するかを選択
  • 応募申し込みがあったときに、サンクスメールを送信
  • 申し込みを受けた後に、面接日時を設定
  • 決められた面接日の前に、応募者に対してリマインドメールを送信

こういったことはAIであったり、システムによる自動対応が可能なのです。

以前、問題になったのがそれぞれの新卒学生の退職可能性を割り出すというサービスでした。また最近は、WEB面接時の様子や声のトーンから候補者の感情分析を行うなど、採用の面でも「恐ろしい」AIによる分析が進んでいます。

【本記事のまとめ】オートークビズのサービスは終了したが自動対応システムを導入するメリットは大きい

最近は求人サイトからの求職申込みを行う割合が増えています。

電話による申込みがないわけではありませんが、ネット申込みに比べて減少傾向にあります。

電話申込みがある以上、申込みから面接設定までのすべての工数をゼロにすることは不可能です。

とは言え、サイトからの応募を全てチャットボットに任せるだけでも工数は半減できます。

そういう点ではオートークビズのような自動対応システムを導入するメリットはかなり大きいです。

人手が足らなくて業務運営に支障が出ているなら、なおさらです。

現在はサービスを終了しています。

自動対応システムを検討しているなら、オートークビズよりもより進化したディップ株式会社の採用コボットをお勧めします。

本記事の内容(もう一度)
・チャットボットについて
・ツナググループ・イノベーションズという会社
・チャットボットの必要性
・導入費用
本記事のまとめ
・チャットボットはチャット形式で来訪者の求めている回答まで辿り着かせる自動対応システム
・オートークビズは面接設定を行うチャットボット
・オートークビズの販売元はツナググループ・イノベーションズという会社
・チャットボットシステムを応募対応に導入することで工数は大きく改善が可能
・オートークビズの金額は月額24,800円から
・オートークビズは現時点でサービスを終了している

本日は以上です。

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