【解説】リクルートが運営するAirWORKという採用管理システム

最近、松本人志さんと山田孝之さんのCMをよく見ます。
AirWORKというシステムのCMですが、どんなツールなのですか?

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・AirWORKってどんなツールなの?
 ・AirWORKを使うとなにができるの?
 ・AirWORKはどこの会社の商品なの?
 ・AirWORKを導入するメリットは本当にあるの?
 ・コストパフォーマンスはどうなの?

「AirWORK」は文字通り、「エアワーク」と読みます。

リクルートの商品ですが、簡単に言ってしまえばATSと呼ばれる採用管理システムです。

ATSについては、このブログでもたびたび話題に出させて頂いています。

今となっては、採用における必須のツールの1つです。

本記事ではアフィリエイト広告を使用しています。

ATSについての解説

ATSは採用管理システムのことです。

繰り返しになりますが、採用ツールとしては必須のアイテムだと言われています。

ATSを使って費用対効果の算出なども行われるため、新卒採用というよりパート・アルバイト含めた中途一般採用において幅広く活用されがちです。

内容については過去記事に書かせていただきました。

採用管理システム(ATS)を使ってできること【主要機能】

内容は各社で少し違いはあるものの、基本機能はほぼ横並び状態だと言えます。。

● リクオプ

● ジョブカン

● ハーモス

● ZEKU

● バイトルマスター

● トルー

ここに挙げたのは一例だけですので、ほかにもまだまだたくさんあります。

AirWORKについて

AirWORK(エアワーク)はリクルートが運営する、採用管理ATSシステムです。

2021.6.1に「ジョブオプライト」から「AirWORK」に名称変更になりましたが、基本的なシステムは変わっていません。
引用 AirWORK

ジョブオプライト(現AirWORK)誕生の豆知識

いまのAirWORKの前身は「ジョブオプライト」です。

一部、その名残が残っています。

引用 AirWORK

URLを確認すると、ジョブオプライト(joboplite)というワードが残っています。

「ジョブオプライト」がリリースされる前、リクルートはATSの「リクオプ」を販売していました。

もう7年近く前の話になります。

ワンポイント
・リクオプの企画・開発はHRソリューションズ株式会社
・リクオプの販売支援は株式会社リクルートジョブズ(現在は株式会社リクルート)
・リクルートはリクオプの販売支援から離脱、その後「ジョブオプ」を販売するようになった

このような経緯があります。

ジョブオプがリリースされるまでは、PDCA分析をリクルートに手伝ってもらっていました。

リクオプの管理画面を共有して、会社全体の応募分析をしてもらっていました。

ジョブオプのリリース以降は、個人情報や秘密保持の関係もあり、リクルートはリクオプの管理画面にログインできなくなってしまいました。

勝手にリクオプの管理画面に入れなくなってしまったので、PDCA分析をしてもらう際は、こちらからデータ抽出・加工をして、PDCA分析をしてもらわなければならず、会社側の工数は確実に増えてしまったのがデメリットです。

AirWORKの活用法について

リクルートの手は離れてしまいましたが、応募管理はリクオプで行っています。

AirWORKは求人情報の公開機能だけを使っています。

タウンワークのオウンドパックと連動させていますので、結果的にはindeedを活用していることになります。

引用 リクルートメディアガイド

タウンワークを通じてindeedに展開するよりも、オウンドパックを通じてindeedに展開する方が有効的です。

理由は投下金額の違いにあります。

同じindeedへの課金プランで「iプラス」というプランがありますが、金額は3パターンあります。

  1. iプラス  (8,000円)
  2. iプラス2 (12,000円)
  3. iプラス3 (16,000円)

実際にindeedに課金される金額で考えると、効果は少し疑問です。(1クリック50円を想定)

  1. iプラス  (8,000÷50=160クリック分)
  2. iプラス2 (12,000÷50=240クリック分)
  3. iプラス3 (16,000÷50=320クリック分)

一方で、オウンドパックのオプション金額で考えた場合は、

  • 20,000円 (400クリック分)
  • 30,000円 (600クリック分)
  • 40,000円 (800クリック分)
  • 50,000円 (1,000クリック分)

かなり幅広く課金をすることができます。

タウンワークに設定されているオプションプランだと気休め程度にしかならないため、オウンドパックでの課金を推奨します。

indeedの標準的な実績としては、200クリックで1応募が獲得できると言われています。

AirWORKの管理画面で気を付けること

AirWORKの管理画面を見ると、indeedに有料連携させているものはすぐ分かります。

引用 AirWORK

タウンワークの原稿を転載している案件なので、原稿の修正はしない方が無難です。

引用 AirWORK

修正内容しだいでは有料広告として掲載されなくなる可能性があるからです。

どうしても手直ししたいのであれば、作成をしてもらった代理店に確認をするといいでしょう。

そこに手間を感じるようであれば、新しく原稿を作成しなおすほうが得策と言えます。

新しく起こした原稿は法人ブーストで課金をすればindeedにも有料掲載してもらえます。

【まとめ】AirWORKは活用すべきパッケージ

AirWORKは、基本的な範囲内での使用なら0円で利用できる採用管理システムです。

まだ採用管理システム(ATS)を導入していない会社にとっては非常に強力な採用ツールとなります。

他のメディア1本に対してかける金額とAirWORKにかけることのできる金額が同額であれば、ぜひAirWORKへの課金をおすすめします。

リクルートの各メディアやindeedと連携がとれることは魅力です。

とくにリクルートメディアを中心に求人募集をしている会社であれば相乗効果がありますのでぜひ前向きに検討してみてください。

もちろん0円でAirWORKを使用するよりも必要に応じて、適切な課金を行うとより良いです。

本記事のまとめ
 ・AirWORKはリクルートが運営する採用管理ATSシステム
 ・AirWORKはATSとしてだけではなく、タウンワークなどのリクルートメディアとの連携ができる点も優秀
 ・AirWORKはindeedとの連携も可能で、indeed有料掲載ができる(オプションプラン)
 ・使い勝手は良いので、オススメできる採用管理ATSシステムの1つ
 ・当然ではあるが0円で使うよりも、AirWORKにも適切に経費を投下する方が効果的

本日は以上です。

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